IDCFクラウドを使ってみた。

Technical

だいぶ久々の更新になります。

事の発端は、こんな感じでした。
仕事で、CentOS7を触る機会があったのですが、サービスの管理やらネットワーク系のコマンドやらが余りにも変わりすぎている。
→CentOS7は自分で触ってみないとまずいなぁ・・・
→でも、マシンはこれ以上家では起動できないし、仮想ホスト的マシンはないのでどうにもならん。
→なにやら最近、ワンコイン/月程度で使えるクラウドもあるらしい。

候補としては今回利用したIDCFクラウドとクラウドnでした。
価格面ではクラウドnが一歩安い・・・が、メモリが512MB
一応、CentOS7の最低スペックはメモリ512MBではあるが、さすがに余裕は欲しいということで50円高いけどIDCFクラウドにしました。

・今回の構成
 仮想マシンスペック:Light.S1
 1CPU 0.8GHz
 Mem 1GB
この\200/月な仮想マシンに
 CentOS7の仮想マシンテンプレート
 (HDD 15GB)\300/月
で\500/月なマシンの出来あがりです。

・仮想マシンの作成について
いたって簡単でした。マシンスペックとテンプレートを選んで作成を押すとおおよそ30秒後には起動・利用可能になっていました。
とりあえず、30秒後に使えるのは他のクラウドに比べても早いほうかと。
後、試してはいないのですが、スペック・テンプレートを選択した後に【台数】というドロップダウンボックスがありました。
・・・同じマシンスペックならまとめて作成してくれるということでしょうか???
大量に生成する場合には便利そうです。

・IPアドレスについて
仮想マシンに割り当てられるのはローカルIPアドレス。
FireWallにグローバルIPが1つ割り当てられた状態が標準状態のようです。

・Firewallの設定とか
基本的に仮想マシンとの接続はポートフォワードやStaticNATを設定して利用するようです。
ただし、標準付与のグローバルIPアドレスに対してはStaticNAT(1対1)は設定できないようです。
設定で陥りやすそうな辺りとしては、
【ポートフォワードの設定だけでは通信はできない。】
→ファイアウォールの項目で当該のポートをOPENすることをセットで作業する必要あり。
・・・この辺り、普通にUTMとか触ってると一連で設定されることも多く、見落しがちかも。
【VPN】という設定項目があるので今後要調査。
(こっちでサイト間VPN張れるならVyatta立てなくてよいし・・・)

・仮想マシンへの接続
ファイアウォールの設定さえしてしまえば、LINUXであればSSHでログインできます。
初期状態ではrootでSSHKey(RSA証明)を利用することになります。
注意点として、SSHKeyは生成時以外には参照すらできないため、
ポータルで作成するときには必ず表示されたときに保存しておくこと。
・・・因みにSSHKeyは自分で生成してUploadすることも可能なようです。

とりあえず、今回はここまで。

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